明日で新潟地震６０年 記憶が鮮明です！！！

明日6月16日は新潟地震から６０年を迎えます。

1964年、新潟国体終了三日後？に発生した大地震です。（新潟市が中心に罹災）

私小学校2年生（桃山小学校）

給食を終えて友達と木造校舎2階で忍者ごっこをしていた最中に起こりました。

校舎階段付近にいたため周りの白壁が瞬く間にヒビが入るのを正にライブで観ていました。。。。

このままでは校舎が潰れてしまうと思い揺れる中、階段を飛ぶように降りたところ、廊下の下駄箱が見ている間にバタンバタンと倒れその裏返しに倒れた下駄箱の上を通ってなんとかグランドに出ました。

グラウンドにでたらすぐに昭和石油の石油タンクが爆発して炎と真っ黒いキノコ雲が！！

子供でも「やばい」と直感で分かるほどの凄さでした！！

津波が来るというので先生（田澤先生：顔も声も記憶してます）引率で物見山まで避難しました。

途中我が家の前を通り過ぎる時に父が避難準備していたところでした。（母は新潟島の大和デパートに買い物していたとか。。。。）

避難場所は同じなので「後で迎えに行く」と言うことでそのまま学校の皆と避難

避難場所の物見山で父母二人の姉と一緒になりその晩は父が務めていた会社の倉庫？で一夜を過ごしましたが、物見山から石油製油所の重油タンクが爆発する光景は凄かった！！！

時間差で生暖かく重油特有のクサイ風がモワッーと言う感じで吹いてきました。

翌日は物見山直ぐ近くにある藤見中学の体育館で何日か過ごしました。

確か自身翌日に米軍のジェット戦闘機と思われる飛行機が大火災を起こしている石油タンクの上を煙を避ける感じで低空で何度か突き抜けていきました！！

大人たちは米軍が消火剤撒きに来たんじゃないかと言っていましたが、しばらくすると北方角に戻って行きました。（単なる偵察！！）

翌々日にはおにぎり等の配給が対区間前で行われました。（この時に配給と言う言葉を覚えた！！）

しかし、毎日黒ゴマをまぶしたおにぎりだったので、子供ながら飽きた記憶も蘇りました。。。。

後から聞いた話ですが、石油精製所の隣の「水素タンク」に延焼してたら半径2～3キロは火の中に。。。。。。と聞きました。（この話がデマかどうだったかは？）

我が家は国道沿いにありましたが少し道路より土を盛っていて護岸崩壊に伴う津波の浸水は床下で免れました！！（周りの家々は床上だったと思います）

当時困ったことは1番は「水」でした。

幸いにも地震当日に風呂を焚く予定で浴槽に水を入れてたので、足を洗う等の水には当面困りませんでした。

給水車が来た時の行列の様子は忘れられません！！

また、東京の親戚が食料等を持ってもらいましたが、鉄道が新津駅までした通っていなく２０キロも線路伝いに歩いて来たと聞いて大人になってからビックリしました。

誠にありがたいことです！！

60年前の記憶でした