DLC(ダイヤモンドライクカーボン)試作3

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左から 軟鉄(ガンブルー)SUS303磨き仕上げ、SUS303サンドブラスト

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SUS303の表面仕上げで大分感じが変わります。

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2月6日のこのBLOGで、DLC(ダイヤモンド ライク カーボン)試作2として仕上がり状態が厚くなりすぎ失敗だったとお伝えしていましたが、3回目の試作品の画像を一連のパターヘッド6個をお譲りいただいたKさん(パターヘッド製作者)から送っていただきました。

今回は成功だそうです!!

一番上の画像は比較するのに一番特徴が出ていると思いますが、見た目は軟鉄にガンブルーを施したヘッドと遜色ない仕上がりになっています。
なによりもSUSの表面処理の仕上がり方がダイレクトに出るので、鏡面、ヘアライン、サンドブラストと個人の好みに合わせることが可能と分りました。

鏡面はその輝きを失うことなく深い澄んだ黒色になるようです。

ウエッジフェースのDLC処理の画像を見ると表面処理の差が如実に表れているのが分るとと思います。

DLC処理では、最後の画像にグリーン色のドリル(14㎜)がありますが、黒で仕上がったものより耐久性があり、この画像は160㎜の深さでアルミのA6062に約2000穴あけた後の画像ださうで、錆っぽく見えるのは油で汚れたアルミカスです。
グリーンにもなるのであれば、異色のパターヘッドにもできそうです!

DLCの最大の特徴は耐久性です。
IP加工(イオンプレーテイング加工)より対抗断性、密着性は然強く、軟鉄ウエッジをDCL加工にすれば、ガンブルーのように見え、且つ摩耗に強いことからソール、フェースの黒色はガンブルーに比べようもないほど長持ちすることが考えられます。

私が軟鉄にDLCしても錆が出るのではないかと心配していることを伝えると、Kさんは、ウエッジに硫酸と水酸化ナトリウムを部分的に塗って水濡れの状態で屋外に放置して確かめた結果、全く何ともDLC処理された表面に変化はなかったと伝えていただきました。

DLC処理で軟鉄のメンテナンスから解放されれば、軟鉄のパターを再び使いたくなりそうです。

今後のKさんの様々なチャレンジに注目していきたいと思います!!
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Commented by miyaです。 at 2010-03-20 16:28 x
下地処理で「DLC」の仕上りの違い。
黒以外の色。
を拝見する事ができました。

「サンドブラスト+DLC」が好印象です! 

硫酸などにも負けない「耐久性!」にも驚きました。

バンカーショットしても無傷!

凹んでも、傷が付かず・錆ない!。

DLCを知らない人は、凹んだ状態でガンブルーしたの・・?。て思うのでしょうね。
Commented by taoten at 2010-03-20 17:45 x
miyaさん
DCLの可能性は高いと感じています。

下地の仕上げがダイレクトに出るので下地処理が大切なようですね。
ドリルの色は面白くDLCは黒ばかりじゃないのが今回良くわかりました。
薄くて頑丈な皮膜なので、打感を気にする方にとってもDLCは魅力のあるものと思います。
Commented by 根の国産土(うぶすな) at 2011-03-22 23:25 x
 とてもいい仕上がりですな。古代の神話、特に古事記の草那芸の大刀を思い浮かべるような外観の美しさです。
Commented by taoten at 2011-03-25 21:04 x
根の国産土(うぶすな)さん

今頃になって書き込みに気付きました。

DLCはまだまだ加工費が高いようですが、美しさ、耐久性は抜群なので未来は明るいと思います。
by simatao55 | 2010-03-20 08:53 | KITADA GOLF DESIGN | Comments(4)

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